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杉村農園

2014.02.19
里芋、九条ネギ、小松菜は出水市の杉村さんが作っています。 今シーズンの里芋は特に不作で掘るのに時間がかかっているようです。 里芋がいる時は1週間前に教えてくれ、と言われてるんですがそれもそのはず・・・ 20キロ入るコンテナかごをいっぱいにするのに栄治さんと息子のみちおさん二人で掘り続けて2時間かかるんだそうです。それを4箱収穫! 豊作だったらそれもすぐ掘れてしまうんでしょうが、不作だと芋も小さいし数も少ないしではかどらないです。 掘ったときは親芋に小芋がたくさんくっついてる状態ですから、小芋をばらす(外す)作業をします。親芋は今年の春に植える種芋として温かい場所に大切に保存しておきます  ばらした小芋には根っこがたくさんついてるのでそれも外して、今度はへばりついた粘土質の赤土を落として、やっときれいになった芋から形がわるいものや虫食いのB品などを選別 そこからの袋詰めですから、ここまでの時間はご想像にお任せします。 赤土は雨が降るとすぐにべっとりなって、それが乾くとガチンと固まるので機械類は動かしにくいらしいです。 だから自然と手作業が多くなっているという杉村農園。 晴耕雨読、のんびり、体格のいい栄治さんに対してやせ型で愛犬のタロウのように畑を駆け回り、仕事は段取り命のみちおさんは対照的な性格 そこに叔父の福蔵さん(右)が加わった3人で、今年も美味しい野菜を作ります。【上下2枚は日本ガス情報誌「ひだまり」より】