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こだわりのたまご

2014.03.21
野菜農家は忙しいときとゆっくりな時期があって、今は繁忙期になると思います。 しかし動物を飼っているとその忙しさたるや想像以上! 食の家族にも鶏を飼っている迫田さん、黒豚を飼っている古澤さんがいますが、毎日ほぼ休みなしですよね。  特に迫田さんは鶏のえさの材料を自分で集めてきて、それを混ぜ合わせて土着菌と黒麹菌で発酵させて与えるという手のかけよう・・・ しかも一人でやっているためにこの間みたいにインフルエンザにでもかかって寝込むと餌すら作れないことも!  最近は体力的にもけっこうきついようで、引退をほのめかすような言葉もちょくちょく聞いていますが、なんとかがんばってほしいですね~普通の養鶏が10万羽とか20万羽で大規模に合理化してやっていることを考えれば、手作りのエサを毎日作って、500羽ぐらいで養鶏業を営むってことがどれほど難しいかわかります。本来はもっとお金を払ってでも買いたい卵ではあるんですが、ただでさえ1パック500円近い卵がこれ以上高くなったら手が出ません。 だからある程度のこだわり飼いを維持しながら、お客さんにも買っていただける価格で提供できるように、新たな生産者を探していきたいと思います。 迫田さんの理想とする野草に囲まれたのんびり生活、夜は虫の声を聞きながら読書するという、今じゃとてもできないことを今後やってもらうためには、後継者探しが急務かなと考えています。