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かぼちゃの話

2014.07.30
この夏はかぼちゃがよくできているようです。 何人かの生産者が作っていますが、みんなある程度はできています。 かぼちゃは3月に種を蒔いて4月に苗植え、収穫は6月下旬から7月頃になります。 気温がぐんぐん上がると同時に大きな葉がみるみる茂り、放っておくとかぼちゃがどこになっているかもわからなくなります。 大きな葉を何枚つけるかでかぼちゃの玉太りが決まってくるので、葉をどんどん大きくするのは大事です。ところがほったらかしではつるが縦横無尽に伸びていくので、最初で何本かに絞った上で同じ方向に揃えてあげます。 そうするとだいたい同じ位置に最初の一番果が揃ってなるので収穫がしやすいです。雑草対策も肝心です。 かぼちゃのつるが伸びていく広いスペースをきれいにあけておかないと成長しません。 そこに雑草が生え放題ならうまくできません。 そこで雑草を抑えるためにわらを敷いたり、あえて草の種を蒔いて生やしておいて刈り取り、その上にかぼちゃのつるを誘導するという方法もあります。もしくはタイミングよく自分から枯れて土の上にべっとりとはりつく植物もあるので、うまくやったら完全に雑草を封じこめることができます。 まぁ、そんなにうまくはいきません。 雑草も必死ですからね(笑) あとはうどん粉病が大敵ですね~せっかく葉が青々としている頃にうどんの粉のように葉が白くなっていく病気が必ずといっていいほどやってきます。 これによって葉が枯れてしまうともう、2番果、3番果がとれなくなって一番目の実で終わってしまいます。  うどん粉病対策には硫黄がいいので、天然の硫黄を某温泉までとりにいきましたよ。 ぱらぱら~っと株元に撒いておくと効果があります。