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縄文ゴボウ

2014.08.30
毎日のように雨が降ってますねーなんと雨が多いことでしょう。 色んな畑仕事が、少しずつ遅れてきています。 お米も穂がでるのが例年より2週間遅れとなり、新米収穫も遅れそうです。 9月は天候回復してくれることを祈りましょう! ごぼう名人の真戸原さんがあんまり作れなくなったので、湧水町の園山農園で作ってみました。 雑草との闘いでした。 一斉に生えてくる雑草を農場スタッフ数人がかりで取り続け、ときには職場体験の中学生まで動員してなんとかゴボウが優勢になって収穫を迎えました。  ゴボウは最初の草取りが肝心のようですね 最初で雑草に飲まれてしまうと大きくならず、草が先行してしまうと草取りをする気にもならない。その分最初でがんばればあとはゴボウの大きな葉がぐんぐんと伸びていきます作ったのは長さが短い「短ゴボウ」。それでも50センチ以上は土の奥深くに根を張ってるので手作業ではまず抜けません。 トラクターのうしろに掘り取り機をつけて掘り出しています。  真戸原さんが、雨が降らないとなかなか抜けない~ と、手で抜くのは大変だと言っていましたが、あれは無理っすね(--;) 特に湧水農場は50センチも掘ると赤土の粘土になっている畑が多く、これに根が入り込むとゴボウでも大根でも元気になってなかなか抜けません。開墾したてはその粘土層からよく縄文土器の破片が出てきたものですよ。 その時代の人たちと同じ土を共有してるっていうのはなかなか感慨深いものがあります。この土には底知れぬパワーがあるのかもしれませんね。