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暖かい指宿で

2015.01.07
新年あけましておめでとうございます。 週末はいぶすき菜の花マラソンです。 いぶすきといえばスナップエンドウの前園さんですね。 今頃スナップとは、もっとも暖かい指宿だからこそなせる技ですね~県北では考えられません。 まぁ、庭先で今の時期バナナがとれるぐらいなので、こっちとは違いますね。 息子さんが一緒に農業をするようになってあれこれ作れるものを試しているそうです。 昔からやっている人にしては、というと失礼ですが仕事がとても丁寧な方です。  前園さんといえば30年以上前に最初に有機農業を始めた初期のメンバーです。 当時この会の前身になった正しい食べ物を創る会というのがあって、そのうちかごしま有機無農薬野菜ネットワークという名前になって、4年前に今のNPO法人かごしま食の家族になりました。 【忘年会 in戦国焼鳥信玄中山店】私の兄弟たちは小さい頃から火曜日と金曜日に毎週ある野菜の箱詰め作業にも手伝い(遊び?)にいっていましたが、今でも一部使っている緑の野菜かごがすごい量山積みされて、トラックに積まれていた記憶があります。  野菜の量も昔は一家族に大根が3本いったりとかして、今では考えられない時代もありました。 キャベツも虫食いがすごくて、ヨトウムシがごろごろでてくるようなこともありましたね~ 昔は野菜をもっとたくさん食べていたのか、消費者がよっぽど我慢強かったのかわかりませんが、この30年で食卓を取り巻く環境も随分変わったのではないでしょうか。以前はほとんどの人に手渡しでお届けしていただろうところ、今は日中お仕事で留守のお宅も多く、マンションの宅配ボックスにいれるところも増えましたね~  これから30年後にこういうやり方が生き残っているか、それは想像もつきません。 でも私たち農業界に身を置いている者として、消費者と直接つながっているということは最大の強みであって、たとえ農業にどんな激動の時代が訪れてもまったくこわくはありません。 だから、いつも会う方はもちろん、会えない方にも食卓を囲みながら畑のことを想像してもらえるように、日々情報発信に努めていきたいと思います。