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求む、ごぼう名人

2015.02.14
来週明けは少し気温が上がりそうですが、天気はくずれそうです。 暖かい雨が降るとこれまでじっと動かなかった野菜がぐ~ん!とのびます。 やっと春らしくなってくるんでしょうか。 久木田さんのさつま芋→紅はるかは、そろそろ終わりが見えてきました。 年明けには種芋をハウスにふせこんで芽を出して、今年植える用の苗を育てます。1個のさつま芋を土にうめこんでおけばそこから数十本の苗が採れるので効率はいいです。が、久木田さんがさつま芋を植える畑は半端じゃなく広いので、苗を育てるハウスだけでもかなりの広さがあります。 暖かくなれば芽が動き出して4月から苗植えがスタート、ゴールデンウィークあたりがさつま芋農家はピークの忙しさです。 さつま芋は安定してるな~と思ったのは、去年夏の長雨と台風によってほとんどの作物で平年よりも収穫がわるいという結果が出ていたのに、さつま芋はほとんど影響を感じさせなかったことですね! 台風銀座の鹿児島で盛んにつくられているのは芋作りに適したシラス台地であるのと同時に、悪天候に動じないという強さがあるのでしょうね。  去年を振り返れば夏野菜の実がなるものは長雨に泣き台風にも泣き、お米も日照不足でコケる。安全パイであったはずの里芋も見た目は葉が大きく茂ってよかったかと思いきや掘ってみると収穫が少なかったです。  鹿児島では夏野菜が台風リスクなどで安定しないということがあるので、春に植えて秋収穫する土ものは貴重な収入源です。それをこれから植えていきますよ。 ただし、今年はごぼうを作れる!という人がいませんでした。 ごぼうの長さまで深く耕せる機械と、収穫のときに掘り上げる機械がないと作れないんですよね~ 庭がある方は短いごぼうの種を買ってきて蒔いてみてください。手で引っこ抜けるサイズなら自分でも作れます(^^)