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父の行動

2015.04.05
山にはつくしやわらび、こごみ、つわにタケノコと、食べられそうなものがたくさんあるので、野菜が少ないときには応援してもらっています。 そうこうしているうちに新しい春葉物がでてきて、キャベツやレタス、豆類が登場して、かぶ、ズッキーニがリリーフしての夏野菜!という流れですね。  畑もずんずん片付いてヒヨドリのエサになるようなものはほとんど見当たりません。 出水の杉村さんは里芋をせっせとスコップで掘り上げて出荷しています。 里芋がうまっている場所には収穫しやすいようにとみちおさんがあらかじめ目印を立てておいて、いざ掘るぞ!と思ったらハプニングが・・・ お父さんと叔父さんが目印を片付けてしまって、里芋がどこにあるかわからな~い!「え~!? その目印片づけちゃったら意味なくない?」 「里芋掘るっていうからじゃまにならんように片づけたばってん」 「いやいや、それは頼んでないでしょ~」 「そげん言うならじぇ~んぶ自分でやれ!」 と、想像するにこんな押し問答があったんではないかと思われます。  ここで親子のあいだに挟まれた叔父さんがどっちの味方に付くかで勝敗が決しますね(^^;) 3人で仕事をしているとパワーバランスが難しいんですよね。 お父さんたちに仕事を頼むときは、しっかりと事前の段取りをしてあげて、こういう風にしておいてね、と細かく打ち合わせをしないといけません。先日は湧水農場にいる弟が米が欲しいっていうんで、父が向こうに行くついでに持って行ってもらおうと、車に積んで「これ渡しといてね」と伝えました。 父が帰ってきて車の助手席を見たら、なんと米俵がそのまま「座って」いました。 いったん向こうで降ろしたらしいんですが、帰る時になって向こうからこっちに返す荷物だと思い込んでまた積んでしまった、と不可解な供述をしていました。「それ、考えたら分かるよな・・・」と内心思いましたが、もっと入念に指示をしないといけなかったな、と反省した次第です。  たまに思いもよらぬ行動にでるようになってきた父世代。注意深く見てあげながら、農作業を上手にまかせていきたいものです。