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東京会員

2015.06.10
6月に入って夏野菜がひとつ、またひとつと採れ始めてきました。やっぱり農家の楽しみは収穫のときじゃないでしょうか。 それまでがとても長いので、無事に収穫が始まった時の喜びはひとしおです。 じゃが・たま・にんじんが揃うのは一年中で今だけです。  そろそろ人参もなくなってしまうし、玉ねぎも秋ぐらいまでしか出せないですよね。野菜の旬は短いです。  そんな中でいわゆる「春じゃが」がやっと6月になった今登場です。 トップを切ったのは暖かい指宿の前園さんや錦江町の真戸原さんではなく、またも新人の湧水町、上嶋さんでした!世間ではとっくに出回っている新じゃがですが、食の家族の生産者は5月~6月の収穫です。もう、“夏じゃが”です。  きゅうりも桜島の灰でブレーキがかかったものの、なんとか収穫が始まっています。これからの旬はきゅうりやズッキーニ、ソムリエかわさきのレシピも参考にしてたくさん食べましょう!   先週は東京に行っていましたが、いつもお世話になっている東京会員の方々と初めてお会いすることができました。ある個人の会員さんはご連絡を差し上げると喜んでくださって、わざわざ会いにきてくださいました。 震災があったあの年に、食の家族には関東地方からの注文が殺到してパンク状態だったんですが、そのときに注文をくださった中のおひとりで、以降ずっと野菜を送っています。 そんなに頻繁にメールのやりとりがなかった方だけに、とても大切に使っていただいている様子が分かって嬉しかったです。銀座にある「銀座野菜蔵JIMI」さんというお店にも初めて行ってきました。http://www.ginza-jimi.jp/ こんな東京の真ん中で鹿児島の野菜が活躍しているのを聞くと感慨深いです。「うちの息子はがんばってますか?」って親が訪ねていく様な気分でした。  それにしても東京の人は歩く、歩く、それでも歩く! 私ら農家よりよっぽど歩いてますよ。収穫の時は畑にトラックを横付けして、ほとんど車移動ですからね。 歩き回っただけなのに、筋肉痛になりました。 薩摩男児、もっとがんばらねば!