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2017春夏作付会議in根占

2017.03.05
3月、桃の節句も過ぎ、庭先には土筆も顔を出し始めました。 スギ花粉とは無縁なので、なんの遠慮もなく畑仕事をしております。 先月の2月のことですが、 11日12日の2日間で春夏の作付会議が行われました。 場所は根占、ネッピー館で。 11日は生産者部会、新規生産者部の加入決定のことや、栽培基準の確認、潤滑な発注作業についてなど。 いつもは陽気で愉快な生産者部長・久木田さんもこのときは真面目な面持ち、と思いきや、やっぱりいつもの感じで。 栽培基準や今後の生産者加入のことに関してはかなり熱い議論が飛び交って、 前事務局長の宗光さんや出水の合鴨米農家・澤田さんもパソコンで議事録をとりながらも、的確な意見を。 始まる前は「30分で終わらします」と豪語していましたが、結局宴会直前まで。 宴会では恒例のビンゴ大会! 子供たちは大喜び、もちろん大人も大喜び。 温泉では、新米農家同士、宴会に引き続き作付のことの話。 大隅の落合さんは昨夏、トマトをたくさん出荷して頂きました。 今年もその予定でして、昨年並みの作付。 今年は自分で苗を作り、接ぎ木をして病気に強い苗を作るとのこと。 みんなが大好きなトマト! 今年も楽しみですね。 夜なべ談義では、主に事務局の発注について。 今までエクセルをアナログに駆使しての発注作業でしたが、元SEの澤田さんの助力により発注作業が楽になりそう! 翌朝、ゆっくり起きる人、早く起きて温泉に入る人などなど。 朝ごはんを食べて、いよいよ作付会議。 じゃがいもの周年出荷や春~初夏の葉物野菜などに議論が集中しましたが、 ネギ類やズッキーニ、ラッキョウなど最近増えたり減ったりしている野菜の話も深まり、またまた時間ぎりぎり。 じゃがいもやタマネギ、ニンジン、ニンニク、ショウガなどの貯蔵を効かせて周年出荷を目指したいところですが、 しかしやっぱり、できるだけ旬を押さえた野菜たちをお届けしたいのです。 旬のものはやっぱり美味しく、力強く生命力にあふれていますから。 そう思うと周年出荷も大事ですが、“ない”ときがあるから“ある”ときの有難さ、大事さがわかるのだと思います。 なんだか恋愛と一緒ですね、「いなくなってからその大事さに気づく」 またトウモロコシやズッキーニ、エダマメ、ごぼうなど会員さんが喜んでいただけるのもしっかりと届けられるようにしていきたいです。 作付会議後、理事長・みさこさんの知人である肥後農園さんがやっているホテルでランチ。 ボリューム満点のランチでお腹も満たしたところで、真戸原さんの圃場見学。 前回とは打って変わって、快晴で野菜たちも喜んでいる様子。 (やっとここから写真が始まります。) そのやま農園の農場長は土の具合や作物の状態など熱心に見ていました。 先日訪れたときは草が茂っていたタマネギ畑も綺麗に管理され、 タマネギが寒さに耐えながらも陽の光を浴びてすくすくと育っていました。 今年の春夏の野菜セットはどんなものになるのか。 冬を越したカブや葉物野菜はとう立ちをし始め、春の端境期にそろそろ突入します 同じような野菜セットが続くかもしれませんが、4月下旬ん頃には指宿の前園さんの新じゃがいもが出てくると思います。 またこの時季限定、そのやま農園ののらぼう菜やこぶ高菜も野菜セットに入ってきています。 のらぼう菜は菜の花の王様! とっても美味しい野菜です。 こぶ高菜は昔は漬物くらいにしか用途がありませんでしたが、炒めてもおいしいのですよ。 春を告げる野菜、新たまねぎはいつになるのか、もう少しお待ちくださいね。 2017年も、かごしま食の家族をよろしくお願いします! 「エイッ!エイッ!オーガニック!!」