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青くなるのは・・・

2014.09.17
先週末はびっくりする肌寒さで、あっという間に秋を迎えた感じでしたね。 「柿が色づくと医者が青くなる」 畑にある柿の木も一斉に実が色づき始めました。柿のビタミンCで風邪予防をしなくては! 【去年 指宿の前園さんの畑でとれた次郎柿】 霧島市の久木田さんが本格的にさつま芋を掘り始めました。 日照不足の影響でしょう、全般的に芋が小さいそうです。消費者にとっては食べやすい大きさかもしれませんね。 最近は野菜も小さいサイズが好まれるようで、食べきり、使い切りサイズがいいみたいです。 農家にとっては大きいものを作って、収穫量を増やさなければならないというのはあるんですが、ニーズが小ぶりであるならばそれに合わせる作り方も必要になってくると思います。  例えば大きめの500gを200個作るのと、同じ面積で小ぶりの200gを500個作るのでは収穫量は一緒ですが、売り方がまったく違ってくるということです。 1個が500gもあるものをスーパーで売っていても物好きしか買わないでしょうが、これが焼酎の材料として加工用であるならとても使い勝手がいいわけです。 【久木田農園のコガネセンガンを使って相良酒造がつくる“燃ゆる想ひ” 農園食堂森のかぞくで出しています】 逆に小さい芋を大量に納められたら、酒造会社は青くなってしまいますね。 「カライモ不作なら蔵元が青くなる」ですね。  ↑こんなことわざはないですよー でも今年は大きいのが少ないかもしれませんね。小さいと手間がかかってしまうので、本当にそうかもしれません。  実りの秋、天気が優れなかったこの夏を考えれば色んなものがいつもほど甘さがなかったり、小さかったりするかもしれません。 それも今年の特徴だと思って、食卓の話題にでもなったらいいですね。