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若手上嶋さんと花牟礼じいちゃん

2015.05.16
台風6号はやや風が強まりましたが、各地の生産者の畑では大きな被害は出ませんでした。 きゅうりやかぼちゃ、ズッキーニなど、ウリ科の野菜は風の影響を受けやすいので、作ってる農家はほっとしたと思います。 今年は台風も桜島もペースが早い変な年ですね~ ズッキーニを最初に収穫したのは湧水町の上嶋さんでした。  上嶋さんといえばそのやま農園で1年間研修したあとに独立して、去年食の家族の生産者にもなった新進気鋭の有機農家ですが、その丁寧な仕事ぶりが注目を集めています。  去年はかぼちゃを手広くやっていましたが、丁寧にわらを敷いて、その上につるを這わせて、実がなったら1個1個プレートを敷いて全体の色づきがよくなるようにがんばっていました。今年のズッキーニも気合が入っているようで、おしべの花粉をめしべにつけてあげる作業=人工授粉を毎朝やっているそうです。  若手ががんばっているとなればおじいちゃんも負けてはいられません。 曽於市の最年長、花牟礼おじいちゃんはスイカの手入れをしていました。大玉スイカはもちろん、食の家族でも2年に一度ヒットする小玉スイカを作っています。 天候によって出来がよかったり悪かったりがあるので、小玉スイカは2年に1度ペースでできています。 記録を見てみると平成22年、23年、25年に野菜セットに入れているようなので、27年の今年はできる年? 台風が来なくて、順調に育ってくれれば8月には1個ずつお届けできるんじゃないでしょうか。 あと、80歳をとうに超えていますから、熱中症に気をつけてほしいですね~この業界はひとりでもくもくと作業するのが好きらしいので・・・