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食卓だより

種をまもろう
先週の農家ミーティングで面白い提案がありました。 野菜の固定種セットをやりませんか?というものです。 一般に流通している野菜、食の家族のものも含めてほぼ固定種ではない、かけ合わせられてできた品種です。 もともとその土地にあった祖先のような種が固定種といわれて、これはずっと種を採り続けていくことができます 湧水町の内海農園では横川大根と国分大根という、どちらも鹿児島の地名がついた大根を栽培していました。 荒れ地だったところを畑にして1年目で、肥料も入れずにでかでかと育ったこのダイコンたちを見ていると、これは固定種の強さというか、かけ合わされたサラブレッドたちがこの環境で育つのは無理かもな、と思いました。 農場主いわく「種は採るから種代はいらない、肥料代もいらない、だから普通のダイコンと同じ値段で大丈夫ですよ」 でも果たしてそうだろうか? 普通の青首大根に比べてこのでかでかのダイコンたちは大根同士の幅が広い! みんなが社長みたいに広々と陣取っているわけです 葉っぱが大きく広がるし、栄養を土の中でひろく取らないといけないので結果として同じ面積でも3分の1ぐらいしか本数がとれていないはずです 理想としては種代も肥料代もかからないほうがそれはいいんですが、問題は農業経営としてやっていけるか、です その解決策として固定種セットを食の家族でやってみたいそうです。 野菜セットで安定的に出荷ができていけば、生活が安定してこういう種採り軍団も増えていくんじゃないかと思います。

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