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「食卓だより」から 内田自然農園 内田智帆
害獣対策 それは大抵の農家ならばだいたい気に留めるところ。 九州はまだ熊がいないぶん良いかもしれませんが、 山々に囲まれているような畑では様々な獣が姿を現します。 今回生産者から「食卓だより」に投稿いただいたのは串木野の内田自然農園の内田智帆さん 春うららかなこの季節に喜んでいるのは人間ばかりではなく、獣たちも同じのようです。 長男が小学校に入学します? ? ? うちだ自然農園? 内田智帆 霜のおりる朝もありますが、うぐいすの声が聞こえる暖かい日が増えてきましたね。大好きな春です。 毎年のことですが、猿の群れが来て、畑を荒らしてくれました! 大根をかじり、しいたけをかじり、玉ねぎを引っこ抜き、めちゃくちゃです。 田んぼにはいのしし。クレソンの上で転がって遊んだ様子です。本当にがっかりしますが、猿は生のしいたけ食べておなかをこわさないのかなあ、とか考えているこの頃です。 この春、長男が小学校に入学します。 いろいろ悩みましたが、学区の公立小学校です。 入学通知が届いても実感がわかず、 それでも入学の準備に追われ、頭と心と体がばらばらでちぐはぐな感覚。 長男が入学する前から、自分自身に不安が募ります。 鹿児島の小学校は、公立でも制服が多いようですが、静岡育ちのわたしにとっては、とても違和感があります。 関東では、小学生の制服姿はほとんど見たことがありません。 暑さ寒さの調節や、洗濯のことを考えると不便だと思うし、不経済だし、 「個性を大事に」とか言いながら、没個性の体制にがっかりしてしまうのです。 もちろん、制服の良さもあるのだろうし、「制服はほかの服がたくさんいらないから助かる」という友人もいます。 そういう家庭では、制服を着ればよいと思います。 わたしがこわさを感じるのは、選択できないということ。 一度も制服を着たことがないわたしの友人たちは、とてもおしゃれです。 Tシャツにチノパン、ワンピースにサンダル、何気なくて普通なのにすてきなのは、小さいころから着こなしの練習をしてきたからなのかも。 入学説明会では、制服を始めとした、準備しなくてはならないものの多さに驚きました。 幸い、友人がいろいろ手配してくれて、お下がりをたくさん頂けることになり、本当に助かりました。 まわってきた制服には、前の持ち主の名前が書かれ、袖が詰めてあり、ボタンがほつれています。 少し直そうかな、と思い、眺めていると、何人の子がこれを着たんだろう、とか、このお母さんは不器用ながら一生懸命縫いものをしたんだろうな、とか、いろんな物語が想像されます。 たくさんの人たちが、なんとかやりくりしながら、お下がりを譲り、譲られ、大切にしてきたことがうれしいです。 学校教育の中でも、こんな風に物を大事にすることを教えてくれたらなあと願います。(算数セットがひとりにひとつは贅沢すぎます!) それから、心配していた給食ですが、「お弁当を持たせたい」というこちらの要望は、拍子抜けするほどすんなりと通りました! 「お母さんのごはんが一番おいしいなあ」と言ってくれる息子のために、 これからもお弁当生活、がんばります。 (かごしま食の家族 3/14食卓だよりから) 鹿児島生まれ鹿児島育ちの私はあまり制服に対して疑問は持ちません。 五体満足に生まれ、大学まで出していただきましたが、決して裕福な家庭ではなかったのは事実です。 なので、「経済格差が見えにくい」制服は大変ありがたかったのですが、 “個性を大事に”と言っておきながら、そうでないのは内田さん同様落胆してしまいます。 「お母さんのごはんが一番おいしいなあ」という長男くん。 確かに母の作る弁当は美味しかった。 高校のころ、毎朝早起きして自分の弁当と一緒に私の弁当を作ってくれた母。 市販の弁当箱では足りないので、大きなタッパーにぎゅうぎゅうに詰め込まれた白ご飯とおかず。 中でも「かつ丼」と「しょうが焼き」だったときの弁当は、友人からもうらやましがられたほどでした。 内田さんにも体にも優しい自然な食材を使って毎日おいしいごはんを作ってほしい、そう思います。
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