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食卓だより

錦江町のまとはらさん
大隅半島の南のほう、錦江町には真戸原さんの畑があります。 食の家族の初期の頃からのメンバーですが、ご主人は4年前に亡くなってそのあとを奥さんとその妹さんでがんばっています。  つい最近発表された国勢調査の結果で、5年前の前回調査から12%も人口が減って、県内自治体で3番目に減少率が高かった錦江町ですが、2040年には人口が半減するという予想まででています。 そんな自然豊かな町でまじめに、時には頑固に野菜を作ってくれていた通称まとじぃは広大な畑と大きな機械たちを残して逝ってしまいました。 あとを引き受けたお二人は女性だけで堆肥を撒いたり土を耕したりしてしっかり野菜を作ってきました。  つい先日話をしたときには、畑から1時間ぐらいの鹿屋市に20数軒の個人宅配を抱えているんだそうで、週に1度は食の家族みたいな野菜セットをその数だけ揃えて配達に回るんだそうです。 「体力的にもほんとうはもうやめたいんだけど、お父さん(ご主人)がもう30年も届けてきた方たちだから、やめられないのよ」と。 食の家族は10人ほどの生産者ですが、それでも野菜が少ない時にはセットを作るのが大変になります。 これを1農家でやるのはけっこう至難の業です。 それをしながら食の家族にも毎回少しずつですが、変わった野菜を提供してくれます。 まとじぃが30年かけて作ってきた有機の土をなんとか将来世代に残していきたいですよね〜 過疎化が進む町に若い人が喜んで戻ってくるような、なんかいい方法があればいいんですが。

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