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食卓だより

野菜の品質について
 今回の大雪で県内は大混乱でしたね。配達も遅れての到着になりご迷惑をおかけしました。鹿児島市内では10数センチの積雪がありましたが、生産者の畑がある地方では30センチになる場所もでました。雪にうもれても根菜類は大丈夫なものの、葉野菜は傷むものがでました。これからは春に向かってぐっと気温が上がってくると思いますが、野菜は寒暖の差で花芽をつけはじめるでしょうね。 冬野菜の種まき時期は8〜10月頃、その収穫時期は11月から頑張って3月まで、花芽をつけはじめる頃までです。露地栽培では真冬には種まきができないので、2月下旬からまた種まきが始まり、葉野菜であれば4月から「新」野菜が採れはじめます。この冬野菜から春野菜に変わる時期に、どうしても野菜が少なくなる端境期があります。今期は暖冬もあって葉野菜が前倒しでできているので、冬野菜がなくなるのも早まりそうです。 そんな時は野菜セットを集めるのも大変ですが、見た目なんかもどうしても一番いい時期から比べると、「ちょっとなぁ・・・」と思いながらも出しているところがあります。 寒い時期を迎えた露地野菜は、例えば白菜なら外葉が茶色く枯れていきますが、それがべたっと内側に張りつくことで寒波から中を守ります。時によってはそれをひもでぎゅっと縛って開かないように対策します。そして収穫のときは枯れた外葉をむいて白っぽくなった状態で出します。ですので、決して新鮮でないわけではないんですが、どうしても緑の外葉がある頃と比べれば鮮度感がないように見えます。そして半分カットした時に成長点が膨れ上がってくる現象があります。切ってからすぐに盛り上がってきますが、この部分には栄養が集まっていて、ここから使っていただくと鮮度を維持しやすいです。 野菜の品質については説明をしっかりしてご理解をいただける部分と、作り手の努力でもっと改善ができるものと両方があると思っています。まだまだ改善点も多いと自覚しています。店頭に並べて売る形ならお客さんに好きな野菜を気に入った大きさ、量で選んでいただけます。食の家族の野菜セットのような形ではお客さんの好みや家族構成が様々で、全員に満足いただくのは難しいですが、率直なご意見をいただけると改善に向けて動いていけるのでとてもありがたいです。 そして定期的にお届けする宅配の形だからこそ、より質が良く満足度の高いものを作っていかなければいけないとも思っています。  

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